著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

廃盤マニアの方へ…「ゆーとぴあ」ホープ師匠のCD買ってやってよ!

公開日: 更新日:

 町内会に住むお笑い界の大先輩、ゴムパッチンの芸でかつて一世を風靡した「ゆーとぴあ」のホープ師匠がニコニコと満面の笑みで俺に近づいてきたのだ……。

 イヤ~だ!! 絶対にイヤだ!!この師匠とできることなら付き合いたくな~い! 話したくな~い! 同じ空気さえ吸いたくな~い!!

 師匠と一緒にいて過去にいいことなんかノミの爪のあかほども味わったことがないのだ。

 サウナに入れば、ヤ〇ザの背中いっぱいに彫られた威勢のいい鯉の滝登りのイレズミを「いや~、ダンナさん、めでたいですね~背中の鯛」とあらぬ言葉を発し、超バリトンの声で「おい、カリカリの鯛焼きにしたろか」と睨まれ、もう何年も鰻屋で一杯と誘われ続けているのに、鰻どころか穴子いやドジョウさえ一度も食わせてくれたことはなく、それどころかお新香オンリー(しかも入れ歯だからタクアンを小さく切ってクチャクチャペチャペチャと汚ねーのなんの)という幸せでないエピソードが3桁はあるんだから、エンガチョ(不浄のものとの縁を切る言葉)したくなるのだ……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド