令和の「KY」チャンピオンは松村邦洋なのだ!
これはつい先日、我が町内で起こった(?)ドキュメンタリーである。
東京メトロ丸ノ内線の中野新橋駅から徒歩5分のところに俺が行きつけの「清春湯」という銭湯があるのだ。その憩いの湯には近所に元ボクシング世界チャンピオンのトカちゃん(渡嘉敷勝男)の渡嘉敷ボクシングジムがある関係で、カミソリのようなキレキレの筋肉のボクサーが姿を見せたり、かつて大相撲の若貴ブームの頃には地元に相撲部屋があったので、髷を結った相撲取りもしょっちゅう現れ、サウナ室の中を独特な甘い鬢付け油の世界へと導いてくれていたのだった……。
そんな中、やはり「中野=芸人」の図式は今なお崩れることなく続いていて、若手芸人の顔があれこれと見られるのもお笑い好きには穴場といえよう……。
さて、そんな清春湯の3畳ほどの露天風呂でのこと……。4人も入れば満員になるその露天に毎回2時間はつかっている露天魔王のMさんと、なぜかいつも眼鏡を湯気で白く曇らせている(なんで眼鏡を外さねーの?)Sさんと俺の3人が翌日に閉会式を迎える2020東京五輪の会話をしていたのだった。