(3)深作欣二監督との縁…映画監督というより土木作業の現場監督に見えた

公開日: 更新日:

 昨年8月にこの世を去った“日本を代表するアクションスター”千葉真一さん。千葉さんにとって遺作の著書となったのが「侍役者道~我が息子たちへ~」である。自らの映画人生に加え、高倉健さんや深作欣二監督をはじめとする映画人との交流、さらに息子たちへの思いを語り尽くしたこの本から、とっておきのエピソードを一部再構成してお届けします。

  ◇  ◇  ◇

 縁とは不思議なものだ。私は役者人生の節目になると、なぜか深作監督が現れ、一緒に仕事させていただいてきた。

 私の出世作となったテレビ「キイハンター」(TBS系)の第1話でメガホンを取ったのも、「仁義なき戦い 広島死闘篇」で私の新しい一面を引き出してくれたのも深作監督だった。私の初の時代劇「柳生一族の陰謀」も深作監督の作品だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末