広瀬すずは姉アリスを抜き返せるか…女優姉妹の人気勝負に共通する“ある法則”

公開日: 更新日:

「20歳までは明らかにすずの方が〈天才少女〉と持てはやされ、アリス本人も妹に複雑な感情を抱いていたというような話を明かしていましたが、そのコンプレックスがバネになったのでしょう。広瀬姉妹と、上白石萌音&萌歌が女優姉妹のツートップですが、上白石姉妹も『東宝シンデレラ』でグランプリを取って最初に脚光を浴びたのは妹の萌歌の方だった。姉が後から人気で追い抜くという“法則”は共通しているのかも……」(スポーツ紙芸能担当デスク)

 確かに上白石姉妹も2人とも人気ではあるが、萌音の方がNHKの朝ドラでヒロインを務めるなど話題性では勝っている。

「ただ」と芸能ライターのエリザベス松本氏はこう言う。

「長い目で見れば、すずさんの方がアリスさんより息が長い女優さんになるような気はします。すずさんは、これまで陰のある少女役で人気でしたが、今はそこから抜け出すために、いろいろと役柄を選んでもがいている状態のようです。事務所サイドからも“別格”扱いで大事に育ててもらっている様子が伝わってきます。露出度を下げているぶん、女優に必要なミステリアスな印象はすずさんの方があるし、女優として大成するような売り方をしてもらっている。外野のヤジを吹き飛ばすようなヒット作がひとつ、欲しいところではありますが、さらにもう一段ステップアップできるはずです」

 すずが演じた「津田梅子」は津田塾大学の創立者で、女子教育の先駆者にして、2024年には5000円紙幣の“顔”になる予定だ。それにならって、すずも大女優に化けることができるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ