綾野剛の弱々しい姿に「ギャップ萌え」でドラマ大ヒットの予感…ガーシー砲が追い風?
ドラマで綾野が演じる主人公・新町亮太郎は37歳にして現役のサッカー選手。といっても、現役選手としてのピークはとっくに過ぎているにもかかわらず元日本代表の栄光にすがり、現実の自分を認めることができない。
チームが解散となり、違うチームを探すもどこからもオファーがなく、アスリートの代理人業務を行う会社からも断られ、号泣しながら土下座し、足元に縋る。アスリートとしての過去のプライドを捨て、常に謙虚で腰が低く、契約社員として第二の人生を歩み始めたところまでが描かれた。
■たとえプライベートがナルシストだろうが……
「東谷氏は、これまで綾野剛について『綾野はナルシストで自分が注目を浴びるためなら友人ですら貶める』と、語ってきた。それに受けて、芸能誌も綾野のプライベートに関する過去の“ナルシスト情報”を伝えてきました。当然、そうした先入観のある状態で初回放送を観た視聴者も少なくなかったはずです。事実、『ガーシーの影響で綾野の演技が笑える』といった投稿も見られましたが、それ以上に多かったのが、『ガーシーを黙らせるほどの演技』『綾乃の演技は本当にすごい。励まされた』など、賞賛がほとんど。ガーシー砲が逆に追い風となって、逆に大ヒットの後押しになるかもしれません」(芸能ライター・弘世一紀氏)
たとえプライベートで「ナルシスト」だろうが、情けなくて弱々しくて、人に優しくて誰からも愛されるキャラを演じる綾野が、視聴者の心を捉えたことは間違いない。