カンニング竹山“業界随一”の信頼度を支える「課外活動」とイジられキャラの才
キレ芸から、今ではすっかりバランサーに回ったカンニング竹山(51)。19日に放映された「アメトーーク!」(テレビ朝日系)のゴールデン2時間スペシャル「ダチョウ倶楽部を考えよう」では、“竜兵会”の創成期メンバーとして、他事務所ながら出川哲朗(58)と出演。キャリア30年超えの腕は業界内の信頼度抜群である。
そんな竹山のキャリア形成の血肉になっているのが「課外活動」だ。
最たる例は、今年で15年目を迎えた「放送禁止ライブ」シリーズである。相方の中島忠幸(享年35)が2006年12月に急性リンパ球性白血病で逝去し、竹山はピン芸人として自立するため、放送作家の鈴木おさむ(50)の力を借りて2008年にスタートした。公演内容の口外とSNSへの書き込み禁止を義務づけ、映像化もしないという内容で、言いたいこと、やりたいことを全力でぶつけるライブを実施。チケットは入手困難になるほどで業界内にもファンが多い。中島の7回忌となった2012年には「人の死と笑い」をテーマにし、昨年はコンビ時代からの夢である中野サンプラザに進出した。