パンチ佐藤さんの“お酒の流儀”「熊谷組時代に身についた酒席マナーが役立っています」

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 僕は地方に行くと福岡では中洲、北海道ではすすきの、大阪ではミナミへ試合後に毎晩出かけました。土地、土地に応援してくださる社長さんがいて、土地のおいしいもの、おいしいお酒の店、そしてクラブまで連れていってもらえて。

 高校や大学からプロに入った若い選手はそういう接待をされると、テングになってソファにふんぞり返って飲んじゃいますけど、社会人を経験した僕はホステスさんが座るような背もたれのない丸イスに座り、背筋を伸ばしている。ソファには応援してくれる社長さんに座ってもらうようにして。

 僕は豪快に見られますけど、飲み屋でヒーローになって目立ちたい気持ちはまったくなくて「じゃ、そろそろこの辺でお開きにしましょう!」と切り上げるタイプ。タレントになってからも12時以降は飲まないです。

■タレントに転身して一度だけ最初で最後のバカ飲み

 でも、羽目を外したのはタレントに転身したばかりの頃に1度だけあります。キャバクラに連れていってくれた方と朝までカラオケ大会をし、メドレーが歌えなかったら1杯飲むゲームをして、2人でビール50本近く飲んじゃった。

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