パンチ佐藤さんの“お酒の流儀”「熊谷組時代に身についた酒席マナーが役立っています」

公開日: 更新日:

 社会人だった当時はバブル期で、会社の上司に新宿や赤坂に連れていってもらい、そこで接待の仕方、され方といった酒席のエチケットやマナーを学びましたよ。

■社長の家族構成からたばこの銘柄まで頭の中に

 僕は酒席でもきちっとしているので、シーズンオフには上層部や大手企業の社長の接待には、必ず連れていってもらいました。上司が「全日本でも3番を打ってる、うちの佐藤です」と紹介する。僕は頭の中に、「こちらの社長は家族構成がこうで、ワンちゃんを飼っていて、好みのたばこの銘柄は……」と入れてありますから、社長のたばこが切れたらスッと内ポケットからたばこを差し出したり、会話が途切れたら「ゴールデンレトリバーは何歳になりましたか?」「娘さんはもう○○大学の2年生ですか」と話しかけられる。そういう接待を酒席で身に付けました。上司も「接待で連れていく選手は佐藤なら間違いないだろう」と思ってくれたんでしょう。そういう体験があったので、プロ野球に入ってからも酒席で間違いを起こさずにこられました。

 当時のパ・リーグは今のように選手同士で飲みに行くことも少なく、とくに阪急からの流れでオリックスは試合後はみんなバラバラで行動していて。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方