パンチ佐藤さんの“お酒の流儀”「熊谷組時代に身についた酒席マナーが役立っています」
店で寝てしまい、奥さんからの電話で起こされたのが朝の5時。「あなた、今日は野球教室でしょ!」と。慌てて新幹線で向かったら、二日酔いで子供のボールが見えない。声がかすれて出ない。どうにかごまかして乗り切りましたが、「こういう飲み方をしちゃいけない!」と大反省しました。それが最初で最後のバカ飲み。
芸能生活は29年ですが、ここ28年間は体にいい飲み方をしています。仕事がない時は夕方の5時から缶ビールを2本。今は料理に合わせて銘柄を変えてます。そのあとにワインなど別のお酒。ビール以外は常温で飲む。必ず9時で終わり。そのあと1時間水を飲んで10時に寝ます。これで健康ですよ! 今でも「飲みに行こうよ」と誘ってくださる社長さんは5~6人います。関係が続いているのは社会人の3年間で酒席のマナーを学べたおかげなんです。
(聞き手=松野大介)
▽本名=佐藤和弘 1964年12月、神奈川県出身。武相高-亜細亜大-熊谷組を経て89年にドラフト1位でオリックス・ブレーブスに入団。94年に引退後はタレントとしてブレーク。