パンチ佐藤さんの“お酒の流儀”「熊谷組時代に身についた酒席マナーが役立っています」
パンチ佐藤さん(野球解説者/57歳)
タレント・野球解説者として長きにわたって活躍している元プロ野球選手のパンチ佐藤さん。一見、豪快な飲み方をしそうだが、酒席では接待に気を使い、体調管理は万全に。パンチ流飲み方の秘訣とは──。酒好き中年は必読。
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今も一年365日、毎日飲んでいます。こう言うと「体は大丈夫ですか」と心配されますが、僕なりの健康的な飲み方をあとでお話しします。
お酒を飲み始めたのは大学から。亜細亜大学の野球部監督はたばこを吸う方で「酒もたばこも二十歳になったらいいよ」という考え方でしたから。ただ、華やかな大学ではないので、渋谷や銀座で飲むことはなく、缶ビールを買ってきて寮で飲んだり、中華料理店でレバニラ炒めを食べながらというかわいい飲み方です。
僕はビールをよく飲みますね。社会人野球の熊谷組にいた時期は、アサヒのスーパードライが発売されて大人気。隅田川のほとりに見える例の金色のオブジェがありますよね? アサヒビールの建物の上にあるアレは熊谷組が造ったもので、熊谷組がある飯田橋近辺の店に置いてあるビールはほとんどスーパードライになっていました。熊谷組が都市対抗野球の東京都代表になった時のビールかけもスーパードライ。僕も大好きで。