キャバ嬢、焼き肉店、起業も…アイドルのセカンドキャリア「成功の秘訣」と広がる選択肢
「フリーアナの紺野あさ美さんはモーニング娘。からテレビ東京の局アナに転身し、注目を集めました。そのテレ東も退局し、現在はユーチューバーなどで活躍の幅を広げています。ひとつのところにとどまらず、次々に変身を遂げていく姿は後輩アイドルたちの憧れになってますね」(前出の記者)
アイドルが身近な存在になり、「アイドル戦国時代」が当たり前のようになった今、成功し有名になっても、サイクルは早く、その寿命は短いことを彼女たちも分かっているのだろう。そうした結果、元アイドルたちが社会のあちこちで百花繚乱の活躍を見せるようになったのかも知れない。
「芸能界ならば女優、または振付師、トレーナー、プロデューサーなどの裏方となり、それ以外ではインフルエンサー、経営者を目指すのがパターンですね。留学を志す子も増えている。アイドルが夢で、それ以外の道は想像もできないという昔よくいたタイプは少なくなったのではないでしょうか」(某芸能プロ幹部)
ルックスに恵まれ、歌やダンスも得意で、表現力にたけているのであれば、未来の扉はおのずと開くか。1980~90年代に活躍したアイドルグループCoCo出身の宮前真樹は料理研究家として、セカンドキャリアを確立。アイドルとは全く違う道を歩き出してからは、イベントなどの話が来ても、すべて断っていたという。
「アイドルをしてたことを絡めると、過去に引っ張られるような気がして」とその理由を語っている。それが新たな世界で成功をつかむための秘訣かも知れない。