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鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサー

1948年、愛知県名古屋市生まれ。72年に徳間書店に入社。「週刊アサヒ芸能」「アニメージュ」編集部を経て、84年に「風の谷のナウシカ」を機に映画の世界に。89年からスタジオジブリ専従。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「かぐや姫の物語」など、宮崎駿、高畑勲と共にジブリ作品を生み出す。2022年11月、ジブリパークが愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に開園。スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。(撮影:荒木経惟)

笠智衆3部作編(3)「岸本さんからは生命感があふれていて、笠さん演じる老人との対比になっている」

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■深町幸男が演出を担当

 このドラマは当時NHKで数々の名作を作り上げた深町幸男が演出を担当している。

「深町さんは新東宝で助監督を経験してからNHKでディレクターになった人なので、画作りがうまい。山田さんの書いたセリフを印象付けたいシーンでは俳優の芝居をじっくりと見せるとか、緩急のつけ方が素晴らしいです。『冬構え』には僕が最近、月に1度は必ず行っている岩手県花巻市の大沢温泉も出てくるし、昔よりも身近に感じて見られましたね」

 次回は3部作の最終作「今朝の秋」に関して、じっくりと語ってもらう。

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