“国民的歌姫”中島みゆきサブスク解禁でますます変わる音楽業界…残る大物は山下達郎のみ
「糸」「時代」「地上の星」「麦の唄」「浅い眠り」「空と君のあいだに」など数多くのヒット曲を持つ、国民的ミュージシャンの中島みゆき(70)がシングル全91曲を、各ストリーミングサービスで一挙解禁し、話題となっている。
それと同時に、中島が12月14日にCDリリースするシングル「倶に/銀の龍の背に乗って」から「倶に」のダウンロード配信も11月28日にスタートした。
多くのリスナーの期待をよそに、今まで行われていなかった“国民的歌姫”のサブスク(定額聴き放題サービス)解禁。さる音楽関係者はこう話す。
「国民的人気歌手であるユーミンもサザンオールスターズもすでに解禁している中、待望の中島みゆきの解禁です。これで解禁していない残る大物の筆頭といえば、山下達郎(69)くらいでしょうか」
その山下は、ことし6月の新譜発売時に「Yahoo!ニュース特集」のインタビューでサブスクリプションでの配信について答え、「恐らく死ぬまでやらない」として、「だって、表現に携わっていない人間が自由に曲をばらまいて、そのもうけを取ってるんだもの。それはマーケットとしての勝利で、音楽的な勝利と関係ない。本来、音楽はそういうことを考えないで作らなきゃいけないのに」と答えている。