分かれた秋ドラマの明暗…井上真央はラブコメ路線で失速のTBSを救えるのか?
■月9は来期もロースクールを舞台にしたリーガル作品
そして視聴者の関心は早くも来期ドラマに向けられている。
フジは来期に北川景子(36)月9初主演作「女神の教室~リーガル青春白書~」を持ってくる。ロースクールを舞台にしたリーガル作品で、「PICU」で獲得した視聴者層と大きな乖離もなく、設定も新鮮で、おのずと期待値も高まる。
一方、TBSについてはネットでも、
《1月からの佐藤健と井上真央のドラマ面白そうだな。でも最近のTBSは当たり外れが大きいからなあ》《最近のTBSドラマはシナリオに関してもオリジナリティーがなくリアリティーもないので絵空事として内容が頭に入っていかない》
と、期待する向きは少ない。ただ、井上真央(35)がTBSの連ドラで16年ぶりに主演を務める「100万回言えばよかった」には、かすかな光明が見える。
「TBSはここのところラブコメや恋愛ドラマに軸を置いた作品が展開されがちなので、飽きもきやすいですが、『花より男子』と『恋はつづくよどこまでも』でそれぞれ実績のある井上さんと佐藤健さんが主演を務めるということで、安定したラブストーリーを楽しめる可能性は高そうです」(同)
地道に今までの路線を貫き続けるTBSと、改革を掲げ、さまざまなジャンルのドラマを作り続けるフジテレビ。来期のドラマで軍配が上がるのはどちらか?