「silent」のヒットとSNS戦略 最終回は次週なのに“ロス”の声、シナリオブックは予約で10万部
《今期テレビドラマの一位はぶっちぎりでsilentだな》《silentやっぱ今期ドラマの中でも面白いな》ーー。
来週22日に最終回を迎えるフジテレビ系連続ドラマ「silent」が、早くも“ロス”になったという声が漏れている。主演の川口春奈(27)と目黒蓮(25=Snow Man)が共演するラブストーリーは、SNSで話題になって、第1話(10月6日)から第8話(12月7日)までのTVerをはじめとする見逃し配信の合計が歴代最高の4600万再生を超えた。ドラマ公式ツイッターは回を重ねるごとにフォロワーを増やし、現在は63万フォロワーを数える。
さらに公式ツイッターでは「12月24日発売『#silent シナリオブック 完全版』発売前にも関わらず、重版が次々と決定し、累計10万部に到達しました ありがとうございます!!」と報告。アマゾンの総合売上ランキング2位(16日午後現在)と好調だ。
■フジテレビは起死回生なるか
『silent』は新人脚本家の生方美久氏のオリジナル。名作ドラマ「愛していると言ってくれ」を思わせる聴覚障害を持つ男性との“王道”ラブストーリーで、目新しい内容ではないが、俳優の演技やジャニーズファンによって放送後は毎回SNSでトレンドワード入りする反響に。ドラマでは今期トップの話題作になった。