岸田首相の長男・翔太郎氏“ド素人”秘書官は限界? 官邸機密情報ダダ漏れ騒動で“犯人”扱い
■「合コン大好き」と報じられた
永田町でも「漏洩話はスクープを抜かれたライバルメディアが“腹いせ”で周囲に言いふらしたもの」とか、「そもそも、翔太郎氏は機密情報を知らされていない」などと“漏洩事件”を否定する解説も流れている。
翔太郎氏といえば、過去、週刊文春に〈秘書官「長男」合コン大好き「女子アナ紹介して」〉と報じられている。慶大卒業後に入社した三井物産時代によく合コンに参加していたそうで、〈元CAの女性らとの飲み会では、ザ・商社マンのノリ〉で、〈「デートに行くなら誰がいい?」という話題になると、女の子にプレゼン〉していたという。
問題は、“情実”で翔太郎氏を秘書官にしたが、案の定、総理秘書官として機能していないことだという。
「岸田総理は、自分の後継ぎとして勉強させるために翔太郎氏を秘書官に起用したようですが、さすがに政治経験ゼロの30代の若者には、官邸を仕切るのは無理ですよ。せいぜい孤立する総理の“精神安定剤”としての役割を果たすくらいでしょう。そもそも、総理秘書官は、霞が関に睨みを利かせ、自民党幹部と連絡を密にして国会日程を回し、時にはメディアを懐柔するといった水面下での調整力が問われるポストです。安倍政権では今井尚哉秘書官が、小泉政権では飯島勲秘書官がその役割を務めていた。今井氏は東大出身のキャリア官僚で、飯島氏は政界の裏を知り尽くしたベテラン秘書でした。“素人”の翔太郎氏にはとても無理。官邸との連携不足が原因で、臨時国会は日程を巡って大混乱。野党にペースを握られるありさまでした」(永田町関係者)
“身内”以外の人物に任せるべきではないか。