著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

年配視聴者の「紅白歌合戦」離れは今後確実に進む…大先輩を雑に扱ったNHKにダメ出し!

公開日: 更新日:

ヨタヨタ歩く若大将の姿は見たくなかった

 加山も、これを最後にステージから引退すると宣言していたのに、さらりとこれまでを振り返る紹介のみ。

「海 その愛」を渾身の力で歌っていたが、2番に入るとステージをウロウロし出した。おかげで歌詞も間違えるありさま。おそらく2番は歌いながらステージを歩く演出だったのかも。それを忘れて中央で歌う加山に「歩いて」というカンペが出たのかもしれない。ヨタヨタ歩く若大将の姿は見たくなかった。

 徹子といい加山といい、大先輩に対するリスペクトがなさ過ぎだ。

 今回でしばし休養の氷川きよしの方がよっぽど派手に見送られていたのも解せない。

 その後、桑田佳祐たちが加山へのリスペクトを込めて「夜空の星」を歌ってくれたのは、せめてもの救いだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末