あっさり最終回に《タモリ倶楽部らしい》の声もあるが…「空耳アワー」は存続できないの?
タモリ倶楽部の終了について、テレ朝は「番組としての役割は十分に果たした」なんて説明していたが、ネット上には、まだまだ惜しむ声があふれている。中には《実はエイプリルフールで、これからも続くってことはないですよね》なんて書き込みも。4月からは「出川一茂ホラン☆フシギの会」が放送されるが、それでも根強く残っているのが《空耳アワーだけは残してほしい》《続けてほしい》の声だ。
タモリ倶楽部のミニコーナーのことで、視聴者の投稿をもとに、外国語で歌われているのに、言われてみれば確かに日本語に聞こえる曲を、スタッフ渾身のVTRで紹介する名物コーナー。コロナ禍で一時休止されたりもしたが、「ソラミミスト」安斎肇とタモリの掛け合いも番組の目玉のひとつだった。過去1年間の“空耳作品”からグランプリを選ぶ「空耳アワード」を楽しみにしていた視聴者も多い。
「ユーミン(松任谷由実)さんも、自身のラジオ番組で『空ユミ・アワー』というパロディーをやっているほどの空耳アワーファンで、昨年10月、タモリ倶楽部に出演して話題になりました。類似の企画は過去に他の番組でもありましたし、スペシャル番組としてやってやれないことはないでしょうが、終わってしまったタモリ倶楽部として賞品の“手ぬぐい”を出すわけにもいかないし、そもそも空耳アワーは、ファンなら分かる“空耳役者”が出演する映像なしには語れない。似て非なるものになりそうですね」(番組制作会社関係者)
別作品で過去2回、グランプリを獲得したマイケル・ジャクソン「Smooth Criminal」の“新作空耳”も期待したいところだが、もう見られないのか。