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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

熊田曜子の「円満離婚」が全面勝利だと思う理由 今後は“セクシーお母さん”路線で需要あり?

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■とにかく時間がかかる離婚裁判

 最終的には訴えを取り下げているが、そもそも離婚裁判というのは生易しいものではない。当事者間で話し合いがまとまらなければ家庭裁判所で調停を行い、そこで調停不調となって、はじめて裁判することになる。この調停だけで半年はかかるし、裁判になればさらに1年ほど必要だ。

 そんなことより、双方の話し合いで解決した方が早いはず。とはいうものの、双方が離婚に合意しても、残る問題が子供の親権や養育費、そして慰謝料。不仲のふたりが冷静に話し合いができるはずもなく、別々に暮らしていると「顔を見るのも嫌」になって時間ばかりがかかってしまう。弁護士を立てても遅々として進まないケースもある。

 例えば、18年に始まった川崎麻世とカイヤの離婚裁判は、6年目になっても決着していない。20年にいったん川崎の全面勝訴で離婚を認める判決が出たが、カイヤが控訴したため、第2審がいまだに続いている。まあ、世間の人はすっかり忘れている話ではあるが……。

 ともかく、熊田に関して言えば、よく「円満離婚」にもっていけたと思う。一部の人にアレルギーが強いのは仕方ないにしても、5年も6年も裁判で時間を消費するより賢い。3人の子を持つ母とは思えない美貌やスタイルも評判なので、これからは“セクシーなお母さん”のキャラでいけるのでは?

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