“談合破り”は1紙のみ…情報解禁日を順守しつつジャニーズ批判を並べる日本メディアの横並び

公開日: 更新日:

 ジャニーズに厳しい紙面作りをしても、細かい部分では配慮した……という考えは詮索し過ぎか。今回を機に、スポーツ紙は事務所に不利な話題も報じるようになるのか?

■“5月14日21時0分”に一斉に記事配信は偶然の一致?

「難しいと思いますよ。スポーツ紙は今回の謝罪について、横並びで“解禁日”を順守しているんですよ。14日より前に、ジャニーズ担当はジュリー氏が謝罪動画を配信するという情報は知っている。一般紙では東京新聞のウェブ版が前日の13日に『藤島ジュリー景子社長が14日午後にも、自身の見解を示す動画を配信することが分かった』と報じていた。

 だが、スポーツ紙のサイトで、そのような報道はない。揃いも揃って、動画配信日時の“5月14日21時0分”に一斉にウェブサイトに記事を出しています。こんな偶然の一致はあり得ないでしょう。未だにジャニーズの言いなりなんですよ」(前出の週刊誌記者)

 スポーツ紙によれば、ジャニーズ事務所はメディアなどからの質問への回答を報道各社に書面で送付したという。それを元に、各紙ともジャニーズが指定したと思われる“解禁時間”に合わせて、記事を配信した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情