永山絢斗容疑者はNHK大河を降板…テレビ局はなぜ事前の「薬物検査」を義務づけないのか

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「特に有名タレントの薬物事件が世間を騒がせると、薬物問題の講師として、芸能プロダクションに呼ばれることがあるんです。若手タレントを何人か集めて〈ドラッグはダメ、絶対〉と一席ぶったりするんですけど、相手の目を見ていると〈コイツ、ヤッてるな〉と分かる時があるんです。個別に呼んで〈やめとけ〉とクギは刺しますけど、後は本人次第ですからね」

 所属タレントが薬物事件で逮捕となれば、巨額賠償金が発生する恐れもある。芸能事務所は神経をとがらせて当然だが、一方でこんな声も。

「何ならテレビ局や映画会社だってキャスティングの際に、主要な出演者の薬物検査を義務づければいい。事前と抜き打ちの検査を了承しなければ出演できないというルールを作ってしまえばいいでしょう。検査料と診断書作成を合わせても1万円もしません。それでリスクが回避されるなら、安いもの。〈人権が~〉〈信頼関係が~〉とゴネる人も出てくるでしょうが、お互いの身のためだと思いますけどね」(広告代理店関係者)

 テレビ局もコロナ禍中にはPCR検査を実施していたわけだから、やってやれないことはないはず。芸能ライターの吉崎まもる氏がこう言う。

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