波瑠がフジ→日テレ“水10”連続出演も…「向井くん」へのキレの良さに《さすが》の声

公開日: 更新日:

「向井くん」は、33歳の会社員・向井悟が10年ぶりの恋に奮闘する姿を通して男女の恋愛観のズレを描いた、ねむようこ氏による同名漫画が原作の《全ての男女にグサグサ刺さる、『恋愛の仕方忘れちゃってる男子』の物語》(公式HPより)。赤楚演じる向井を翻弄するのは週替わりのゲスト女優で、波瑠が演じるのは向井の義弟が店長を務めるスパイスバーの常連客・坂井戸洸稀。恋にカラ回りする“向井くん”にビシッとグサッと意見する。

 フジ水10→日テレ水10への思わぬ移動に戸惑った視聴者もいたようだが、波瑠演じる洸稀の「女の子なんて人格はないの」「向井くんってさ、あんまり相手の気持ち考えてないんじゃない?」なんて、女性側から見たド正論のキレの良さに感服する声も多数あり、《見飽きた》という声より《さすが波瑠さん》のほうが優勢だ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「今期の“日テレ水10”は特に、視聴率よりもターゲットに深く刺さること重視してかなり練ってきたなという印象」と、こう続ける。

「赤楚さんのチャームポイントが生きるキャラ設定もそうですが、最大のポイントはドラマの終盤にそれまでと同じ場面を女性側目線で描いて“答え合わせ”をしていくところです。事件ものでは珍しくないし、恋愛ものでも映画や深夜ドラマではありましたが、GP帯のラブコメでこのスタイルは新鮮。“向井くん”の恋のお相手が週替わりという点も併せて、恋愛バラエティーに近い感覚で見られるので、ラブコメが苦手な層にもウケるかも」

 “朝ドラ女優対決”に続いて“非ジャニのイケメン対決”となった日テレとフジの水曜10時。日テレは主演の赤楚をはじめ、波瑠、さらには岡山天音(29)と、他局の春ドラマの主要キャストを並べることだけで、視聴者に「こっち向いてよ」と言ってるわけでもなさそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末