BIGBANGが見せつけた底力 不祥事、世代交代、パンデミックの“三重苦”克服し堂々の日本復帰
WATER BOMBカルチャーの浸透も
ステージではDJタイムとライブが各20分で交互に行われ、アーティストたちもびしょ濡れになりながら歌とダンスを披露。中でも一番盛り上がったのはやはり大トリのD-LITE。圧倒的な声量と歌唱力で会場を魅了。「5年ぶりに日本で歌えてうれしい」と終始満面の笑みで、BIGBANGの大ヒット曲「FANTASTIC BABY」で会場の盛り上がりは一気にピークに。メンバーの不祥事、世代交代、パンデミックでのブランクを経てもなお変わらない底力を見せつけた。
K-POPに詳しいローバー美々氏はこう言う。
「彼の歌唱力とビッグネームにもかかわらず、謙虚な姿勢が今回の日本復帰を後押ししたことがわかるライブでした。彼の登場はイベント自体のネガティブな印象を払拭し、K-POPの実力を改めて認識させた。また、WATER BOMBカルチャーも浸透するのでは」
世代交代の早いK-POP界でBIGBANGはまだまだ“現役バリバリ”である。