クラッシュ・ギャルズ40周年でブーム再燃に意気込み「これ1回きりで終わらせない」
クラッシュ・ギャルズの40周年記念イベント「CRUSH GALS 40th Anniversary スペシャルライブ THE TOP」が1日、横浜武道館で行われた。
開場前から往年のファンが駆け付け、会場は2600人の満席。ステージにライオネス飛鳥(60)と長与千種(58)が登場すると、ボルテージは最高潮。デビューシングル「炎の聖書」やドラマ「毎度おさわがせします」(TBS系)の挿入歌だった「嵐の伝説」などを熱唱した。
曲中、MCになると長与は「息切れが……皆さんも息切れしてますかー? いい年の取り方してますねー」と笑いを誘った。今や女子プロ団体・マーベラスのトップとして、後進の育成にも携わる長与は「私たちの時代とプロレスのスタイルも違いますが、気になった選手がいたら、ぜひ試合を見に行ってください」とアピール。
2人のライブの間にはスペシャルマッチが行われ、ジャガー横田(62)とアジャコング(53)がトリプルマッチに登場。ジャガーが「横入り式エビ固め」で勝利し、圧倒的な存在感を見せた。ライブ後半には「Bad B*tch 美学」が動画再生回数1000万回超えでラッパーとしても話題のゆりやんレトリィバァ(32)やダンプ松本(62)らもスペシャルゲストで登場し、花を添えた。女子プロ取材歴32年、「1985年のクラッシュ・ギャルズ」(文芸春秋)で“3人目のクラッシュ”として登場するライターの伊藤雅奈子氏がこう言う。