後藤真希が元モーニング娘。加入直後に大人気アイドルになった背景 つんく♂が振り返る
1988年に結成した「シャ乱Q」は、「シングルベッド」「ズルい女」など4曲のミリオンセラーを記録し、その後97年からは、「モーニング娘。」のプロデューサーとして大ヒットを連発したつんく♂さん(55)。
2015年には、喉頭がんにより喉頭全摘手術を受けたことを公表。現在はハワイに拠点を移しながら、コラムを執筆したり、エンターテイメント業界のプロデュースを続けている。
つんく♂さんは、「僕も含め、99%の人は凡人。だからこそ『大逆転』できる」という。
新刊『凡人が天才に勝つ方法 自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール』(東洋経済新報社)同著では、能力の引き出し方や視点・発想の転換方法など、人気プロデューサーならではのノウハウが詰まっている。(以下、本書を再編集しています)
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先日、来年のデビュー25周年に向けたプロジェクトで、VTuberデビューを発表した、タレントの後藤真希(38)はモーニング娘。の第3期メンバーとして加入。その後、「LOVEマシーン」の大ヒットと同時に大人気アイドルとなったのは記憶に残っているだろう。そのすごさを著書でつんく♂さんは、最初に感じた才能だけではないと綴っている。どういうことなのか――。
加入したばかりのころは、彼女もできないことがたくさんありました。当然ですが、ダンスや歌、コンサートの立ち位置のことなど、何もわかりませんでした。