広瀬アリスはTBS「マイハル」で“すずと比べて”を完全払拭 演技派コメディエンヌの座を確立
ドラマの世帯視聴率は、開始以来5%台あたりをウロウロ……という感じだが、TVerのお気に入り登録数は11月13日現在で77万人超え。秋ドラマの中では悪くないほうだ。
芸能ライターのエリザベス松本氏はこう言う。
「《昔のフジテレビ月9を思い出すような王道のラブコメ》といった声もあるようです。とにかくアリスさんが上手なので、安心して見ていられる。初回こそちょっと漫画チックな展開が気になりはしましたが、イマドキの大学生と共に大学で学び直す様子は、見ていて楽しい。佐弥子はとにかく応援したくなるキャラで、そこはアリスさん個人のキャラともかぶりますよね」
■人を引き込むパワーがある
かつてテレビドラマが人々の暮らしの中心にあった時代には《ドラマの主人公に憧れて、この職業を選びました》という人が大勢いたものだが、エリザベス松本氏は「『マイハル』にも、そういう《人を引き込むパワー》みたいなものがあるように思います。脚本の妙でしょう」と、こう続ける。