「旧ジャニタレのため」の紅白歌合戦が44年ぶり出場ゼロ…NHKの“忖度枠”はこうして増えた
バーターの話を旧ジャニに戻すと、「〇〇が出ているのだから新人のグループを出して欲しい」と強引に押し込んできたのが旧ジャニのやり方だった。「〇〇が出なくなると困る」と局は「事務所の気分を損ねたら面倒になる」と忖度するのが常識になっていた。反省した結果が今回の紅白出場者ゼロ。これを旧ジャニ所属のタレントがどう感じ取っているかが問題だ。
女遊びが盛んな、なにわ男子のメンバーから危機感は見えてこない。そんな後輩に見本を示すように、早々に独立を発表した岡田准一、二宮和也、生田斗真の俳優業の3人。
「これまで個人の力で仕事をとっても“どうせ事務所の力だろう”と見られがちだった。独立すれば個人の力量だけが頼り。それを証明する自信があるはず」(テレビ関係者)
各局の忖度に独立という形で「NO」を突き付けた3人。まだ独立者は続くことが予想されている。かつてメリー喜多川副社長は独立した者を「使わないように」とテレビ局に指示して彼らの将来を邪魔してきた。独立組の成功は旧ジャニにとって一番の反省材料になる。