三浦翔平「おっさんずラブ」“菊様”好演で評価急上昇!初大河で“チャラい”イメージ払拭へ弾み
「三浦さんと言えば、俺様系やチャラっとしたイケメン役が多かったため、それこそが適役と思う人が多いかもしれません。が、私は今回の菊様のようなユニークな役がぴったりだと思うんです。コメディーでの間合いと表情が抜群にいいんですよね」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。
山下氏が特に《この路線が似合う!》と感じたのは、三浦と安斉かれん(24)のダブル主演作品、2020年の連ドラ「M 愛すべき人がいて」(テレ朝系)だという。アユ(安斉)を見つけ、スターへと押し上げるレコード会社の専務・マサ役が三浦だった。
「昭和ドラマを彷彿とさせるオーバーな演技に、見ているほうが恥ずかしくなるようなくさいセリフのオンパレード。あのユニークなキャラをとことん振り切って演じ切った、三浦さんの演技力が光った作品だったと思います。昨年の主演ドラマ『やわ男とカタ子』でのハイスペックイケメンのオネエ弁護士役もハマっていた。どんどん演技力が上がっている役者さんだなという印象ですね」(前出の山下氏)
三浦演じる菊様、そして井浦演じる和泉が今シリーズから新たに加わったことで《みんな可愛くて誰を推せばいいか迷ってしまう》なんて声もある「おっさんずラブーリターンズー」。