著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

藤村俊二さんの巻「ヒョイといなくなるんですよ。それで“おヒョイ、おヒョイ”って呼ばれるように」

公開日: 更新日:

 トークが始まり雅くんが「なんで“おヒョイさん”て呼ばれたはるんですか?」とうかがうと、「元々が振付師だったんですよ」「え!? 役者さんちゃいますのん?(子供の頃から)ずっとテレビで見てましたよ!」と驚くと「ダンスの振り付けとかやってると、当時は人が少ないから『エキストラで出てよ』って頼まれるんですよ。その時は“ハイハイ”て言うんだけど(出るのが)嫌だからヒョイといなくなるんですよ。それがいつのまにか“おヒョイ、おヒョイ”って呼ばれるようになったのね」。

■「8時だョ!全員集合」のオープニングの歌の振り付けも

 本当に振付師として活動をされていたそうで、数々のCMや国民的人気番組だったドリフターズの「8時だョ!全員集合」のオープニングの歌の振り付けは藤村さんがされたのだそうです。

 早稲田大学に進学されて演劇部に入ったけれど「理屈ばっかりで面白くなくてやめちゃったの」と演劇部ばかりか大学自体もあっさり中退され、東宝の芸能学校舞踊科を経て、日劇のダンシングチームの一員としてヨーロッパ公演に参加されたり、パントマイムの巨匠、マルセル・マルソーに師事されたこともあったとおっしゃってましたが「どれも中途半端でね。でも好きなことしかやってこなかったのに、周りのみなさんに助けていただいて本当に幸せな人間ですよ」と感謝をされていました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」