孤高の“クセ強”カルト芸人・永野が令和のバラエティーで活躍するワケ
「(なんで=筆者注)昨夜まで麻布十番でお姉ちゃんたちと飲んでた人がキャンプ番組できるんすか。刺さります? そんなヤツのキャンプ番組」
1月26日放送の「ヒロシのひとりキャンプのすすめ」(熊本朝日放送)に出演したお笑い芸人の永野(49)が放った言葉だ。2017年ごろにはソロキャンプにハマるヒロシを支持しなかったタレントが、昨今では一斉に手のひら返し。そんな状況を、永野は「ヒロシを虐げたヤツがヒロシになってる」と表現し笑わせた。
バラエティーを見渡すと、なかなかに永野の露出は高く、どの番組も印象的だ。1月21日に配信された「チャンスの時間」(AbemaTV)では「『年下には絶対笑わない』永野を笑わせたら自腹100万円!」との企画に登場。“年上には笑うが年下には笑わない”という謎のこだわりを押し通して現場を沸かせた。
「マルコポロリ!」(カンテレ)では所属事務所や先輩・後輩を問わず思うままに噛みつき“ご意見番”的な扱いを受け、昨年11月に出演した「週刊ダウ通信」(テレビ朝日)では、8人組ユニット「ダウ90000」の主宰・蓮見翔のスゴさを豊富なカルチャーの知見と意地の悪い視点でイジり倒し話題となった。