新会社設立の「嵐」5人、国民的アイドルがゆえ求められる「主体性・主体的」への説明責任
「新会社の名称も、スタート社との契約の形も発表されていませんね。この新会社との関係も含めて、スタート社から今後のビジネス展開についての説明が少ないと感じています。『嵐』という名前を使う権利は誰が持っているのか、楽曲の権利などはどうなるのか。旧ジャニーズ事務所との関係から、スタート社からの説明があってしかるべきではないでしょうか」
そのスタート社は10日から公式サイトを開設。そこにはKinKi Kidsに嵐と、スマイル社に所属していたのと同じ顔触れのタレントやグループ名が並び、東京ドームでライブ興行をスタートさせた。スマイル社はファンクラブ会員向けメールで、今後のタレント情報などはスタート社のサイトで掲載していくと発表したそうだ。
だが、嵐などの楽曲著作権を管理する関連会社には、創業者ジャニー喜多川氏の姪である藤島ジュリー景子氏が代表取締役を続投していると一部で報じられた。昨年の記者会見で「私は全ての関係会社からも代表取締役を降ります」と宣言したが、半年たった現在まで守られてはいない。当時、再発防止特別チームの求めた「解体的出直し」はどうなったのか。ジャニーズ出身の作家、平本淳也氏の見方はこうだ。