西荻窪のバーのママがリングサイドで「処女作の詩集」を手に佇んでいるワケ
新宿・歌舞伎町のBAR&FIGHT「地下闘技場」といえば、店内に「四角いリングが設置されている」ことで知られている。そこで「週刊プロレス」の編集長だったターザン山本が軽妙トークを繰り広げ、フォークシンガー・俳優・詩人の三上寛がミニライブを敢行。司会・さいたまんぞうのリードで米内山尚人&うなじ、W.C.カラスのライブ、プロレスラーの大家健VS今成夢人のエキシビションマッチなど盛りだくさんのイベントが開催された。もっともこの日の主役は、西荻窪「Bar HANA」の大塚由美子ママだった。
6月5日に古希の誕生日を迎え、処女作「プロレス詩-座れない椅子-」が16日に出版されたことを祝うためにお歴々が参集したというワケ。
「私が思う『詩』とは哲学的な感性を自分の言葉で紡ぐこと。独自の世界観の中で戦っているレスラーを書きました。プロレスと詩をドッキングできたことを喜びつつ、多くの人に愛と孤独・生と死を感じ取ってくれたらうれしいです」