陣内貴美子が切り開いたアスリートの「セカンドキャリア」 14年半務めた「news every.」卒業
アスリートからキャスターに転身し、その道を切り開いた第一人者。芸能リポーターの平野早苗さんはこう言う。
「14年半もキャスターを務められたというだけでも、凄いですね。長く続く番組には色を変えたいという時があります。キャスターのアナウンサーが少しずつ代わったり、サブキャスターが交代していくなか、ずっと同じポジションを維持されてきたのは陣内さんの努力はもちろん、お人柄が素直に出ていたからではないでしょうか。スポーツ選手の爽やかさ、明るさ、そして親しみやすさがあり、視聴者が安心するような雰囲気はそうそう真似のできるものではありませんから」
夕方の報道番組は民放各局、視聴率争いを繰り広げているが、「番組に爽やかなミントの味を加えていたように感じます。陣内さんを目指す次なるスポーツキャスターが現れるのも楽しみ」と平野さんは続けた。
アスリートのセカンドキャリアで大きな足跡を残した陣内貴美子のバトンを誰が引き継いでいくのだろうか。
「パリ五輪のキャスターで名を上げ、大評判の石川佳純さんが筆頭格ではないでしょうか。素晴らしい世代交代だと思います。キャスターとしての佳純さんはフジテレビが発掘したので、フジの『Live News イット!』のキャスターに就任との臆測も流れています」と、ワイドショーのディレクターは言う。