広がる芸能人の社会貢献とその舞台裏…コロッケが母子生活支援施設を訪問し話題に
全てがボランティアではないものの…
こうした震災被災地などへの寄付ではYOSHIKIや宇多田ヒカルらの名前も報じられたことがある。某芸能プロデューサーはこう言う。
「芸能人の慰問はすべてがボランティアというわけではなく、ギャラが発生しているものもあるのですが、それでも仕事というより社会貢献の意味合いが強いと思います。江頭2:50、サンドウィッチマン、ローラ、SUGIZO、氏神一番らは熱心ですね。鎌倉のデイサービスに日野美歌、新田恵利、オスマン・サンコンらが訪れたりしています。あまり報道されることはありませんが」
芸能リポーターの小柳美江さんもこう言う。
「ことしブレークしたお笑いタレントのやす子さんは、子どものための施設をつくる話をされています。高校生の頃に養護施設にお世話になったことがあり、その恩返しがしたいのだそうです。また斎藤工さんも養護施設をテーマにした映画プロデュースで話題になっています。児童養護施設で生活する子どもたちを知って欲しいと語っていました」
同じリポーターの平野早苗さんがこう続ける。
「刑務所の慰問では、ゴルゴ松本さんを思い出します。ゴルゴさんは漢字研究家でもあり、漢字の成り立ちを説明しながら、命や人生について語られているんです。刑務官や弁護士の話はうまく伝わらず、家族の言葉も聞く耳を持たないという人も、ゴルゴさんの笑いを交えた話にはうなずくのだとか。それが社会復帰への足がかりとなっていくのではないでしょうか。こうした芸能人は社会の実像をよく知っていて、語る言葉にも意味があると思います。現在もこれからも慈善活動をしていただけたらありがたいですね」
欧米ほどチャリティー文化が根付いてはいない日本。街は華やぐ師走だが、生活費にも事欠く人たちが少なからずいる。そうした人たちを励まし、元気をもたらすのは芸能人ができる、意味のある活動に違いない。
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コロッケが生きる上で大切にしているポリシーは「あおいくま」の「ま」だという。関連記事【もっと読む】コロッケさんの生きる指針は「あおいくま」…「『ま』の『負けるな』は自分に『負けるな』という戒め」…では、指針があるが故の強さについて伝えている。