「戦後体制最後の巨像」フジテレビの終焉
日本におけるテレビ業界は、戦時体制最後の巨象であり、その象徴的存在がフジテレビであった。新聞から出発した日本の民間メディアは、1930年代の戦時統制によって1県1紙体制が確立し、全国紙ーブロック紙ー地方紙という現在の枠組みが完成する。戦後、新聞資本が民放ラジオ局を作り、ほどなく…
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