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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

橋本環奈vs麻生久美子 NHK朝ドラ「おむすび」で娘と母だった2人が4月期ドラマは主役で“対決”

公開日: 更新日:

「橋本を見る目も変わるのでは」と言われるなか、休むことなく、橋本は4月からはテレ朝で「天久鷹央の推理カルテ」に主演。超人的な知能を持つ医師を演じる。起用理由を「圧倒的な華と演技力」と語っているが、果たして、それだけだろうか。

ドラマの主演となれば昨年から決まっていたはず。多忙な橋本ならなおさらです。テレ朝としては朝ドラで橋本がさらにはじけると見て起用したのでしょう」(放送関係者)

 思惑は外れた(?)が、橋本はドラマが終わると7月には舞台「千と千尋の神隠し」の上海公演が控えている。まさにフル回転。間髪を入れず仕事を続けるのは事務所の方針か、本人の意思か定かでないが、アイドル歌手全盛期のような仕事の入れ方は今の時代にそぐわない気もする。

 主役クラスの俳優は一作品を終わると、休みを挟み次の仕事を選ぶ。そんな余裕を持つ俳優が多いなか、橋本は走り続ける。朝ドラのダメージを引きずったまま4月期のドラマでどんな評価がなされるか、橋本の今後を占う意味でも注目される。


 テレ朝は橋本とともに「おむすび」でヒロインの母役を務めた麻生久美子も主役に起用。日韓共同制作の「魔物」を4月期のナイトドラマで放送する。朝ドラでは家族を支える母を好演しているが、「魔物」は愛と欲望が交差するラブサスペンス。麻生は孤独を抱える弁護士役。公開されたポスターも共演の塩野瑛久と顔を寄せ合った表情は色っぽく、そこに朝ドラの母親のイメージはない。

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