三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

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 知名度や実力がある現役アーティストでもツアーとなるとチケットを捌くことが厳しいことが伺えるが、その現状は?

「音楽はCDからダウンロード販売、そして現在はSpotifyやAmazon Music、YouTubeのようなインターネットを通して音楽が聴けるストリーミングの時代になって、今やアーティストの稼ぎはライブやグッズ販売がメインになっています。そのため、ライブに来てくれるコアなファンの獲得が生命線になります。テレビ番組や人気アニメとタイアップして認知度が上がったとしても、ファン獲得やライブ集客とは別。たとえば『いきものがかり』の場合、『プリキュア』など近年は人気アニメとのタイアップが多い印象で、《商業に走っているのでは?》と一部苦言を呈すファンはいますね。アニメファンは多少『CD』を買ってくれることはあってもアーティストには興味がない。ライブには足を運びませんから……」(音楽業界関係者)

 また、三浦のようにフェスやライブを積極的に開催するタイプに直面するのがコスト面の課題だ。


「三浦さんのパフォーマンスは、ファンならずとも『一度は見たい』という声は少なくない。ただ、1万円超のチケット代は安いものではなくリピート需要は少ない。しかも地方公演までとなれば交通・宿泊費もかかります。インバウンドでホテルも取れないし高騰していますから。コアなファンでなければ《そこまでして…》というのが本音。その点、コアなファンの最たるものといえばリア恋層でしょう。STARTO社の『Snow Man』や『SixTONES』ファンなどは推しに会うためにはお金を惜しみません。1人参戦でも何公演でも行きますし、グッズも必ず購入しますからね」(音楽雑誌編集者)

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