フジテレビ新社長候補に「平成教育委員会」元プロデューサーが急浮上 「私をスキーに連れてって」も手掛ける
■騒動で急にスポットが当たった“還暦デビュー組”
小川氏は1959年5月生まれの66歳。一橋大卒業後の83年にフジテレビに入社し、営業部、編成局映画部、事業局長などを歴任し、21年に専務取締役。23年6月にDINOS会長になった。
「小川氏はドラマ『白鳥麗子でございます!』やクイズバラエティー『平成教育委員会』のプロデューサーを務め、入社間もなく映画『私をスキーに連れてって』に先輩社員の金光修氏らと共に携わったことがあります。ただ、『踊る大捜査線』などでフジテレビを代表するスタープロデューサーとして知られる、亀山千広氏と比べるとどうしても地味な印象が否めません。近年は事業局など経営面でグループ各社の役員として活躍してきたため、小川氏の存在を知らない映像関係者も多い。清水氏や金光氏と同じく、今回の騒動で急にスポットが当たることになった“還暦デビュー組”と言えるでしょう」(スポーツ紙のベテラン記者)
“ドン”と呼ばれた日枝久元取締役相談役ら“フジの顔”とも言うべき面々が表舞台が消えるのはいいとして、清水新体制で巨大企業の舵取りをしていくことができるのだろうか。
◇ ◇ ◇
引退したはずの中居正広氏の動きが実に活発だ。関連記事【もっと読む】中居正広氏の“反論”は日本人の総意なのか? フジ第三者委は性暴力「事実認定は適切」…では、本人の反論が世に通用するか否かについて分析している。