ストリップ伴奏、ソープ忘年会…稲垣潤一が自伝で明かした「バックバンド時代」
ドラムを叩くボーカリストとしてディスコや米軍キャンプでもライブ活動を展開。数々の苦汁をなめてきたが、意外にもミリオンヒットとなった「クリスマスキャロル――」の頃が最も暗い時代だったと振り返る。
「大ヒットしている最中にライブパフォーマンスをしていても、ちっとも楽しくなかった。原因は分かりません。でも、ミュージシャンとしては致命的。いつしか自然と危機から抜け出したのですが、中3からバンド活動を続けて四半世紀の頃。いまから思えば、“勤続疲労”だったのかもしれません」
今年7月に還暦を迎え、声も心も音楽人生の中で最も調子がいい。石原裕次郎が持つデュエット曲数を塗り替えた日本記録保持者。先月、4枚目のデュエットカバーアルバムをリリースし、50作まで目前だ。
「ギネス記録は100曲以上、世界ホルダーを目指します。結構、大変そうですけれど(笑い)」