風俗にも受け入れ先なし 中高年「企画女優」の悲惨な末路

公開日: 更新日:

 AV女優は専門プロダクションに所属して撮影を斡旋してもらいます。プロダクションはルックスや経歴などのスペックで「単体」「企画単体」「企画」に3分類。会社でいえば正社員、契約社員、パートみたいなものです。ルックスがいいのは当たり前で、バストはCカップ以上。高学歴で有名企業勤めとか、良妻の雰囲気アリといった条件がそろえばなお良し。今も昔も、男は性的なニオイのしない女性が乱れる姿に興奮するからです。

 AV女優になれるのは希望者の14%ほどという狭き門です。プロダクション関係者によると、応募者100人のうち面接に進むのは30人。「単体」でイケる素材はめったに現れず、「企画単体」が4人、「企画」が10人ほどだそうです。

 女優の懐に入るギャラは、メーカーが支払う出演料の3~5割が相場。上位3~5%の「単体」はトップアイドル的存在で、テレビや雑誌にも顔を出します。出演は契約メーカーのみで、出演料は1本100万~300万円。「企画単体」は15%程度。特定メーカーとは契約せず、出演料は1日単位。日当25万~45万円で、売れっ子のスケジュールはビッシリ。最も稼げるAV業界を支える存在です。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ