有村架純vs吉高由里子 秋の映画“濡れ場対決”の見どころ

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 水を差すようだが、有村と吉高はともに、バストトップや尻は見せてはいない。肌の露出度でいえば、上品過ぎる。第一線で活躍する人気女優ゆえ致し方ないといえばそれまでだが、映画ジャーナリストの大高宏雄氏はこう言う。

「ひと頃は主演女優が脱ぐことが、話の必然性やインパクト、話題性、宣伝効果、そして役者魂を測る役割を担っていましたが、いまは違う。草食系といった言葉があるように、世の中の風潮、特に若い男性の多くが性に対してギラギラしなくなってきた傾向があり、ニーズ自体が減っている気がします。加えて、作品も脱ぐ必要性のないストーリーが多く、脱ぐことにこだわる意味がなくなってきている。深作欣二や今村昌平といった“脱がせ屋”といわれた往年の監督たちのように女優を脱がせることにエネルギーや執念や愛情をつぎ込める作り手も少ない。個人的には寂しいですね」

 時代は変わったということなのか。

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