出演作が次々お蔵入り 新井浩文が背負う巨額賠償は億単位
強制性交罪は、性犯罪の中でも罪が重く、量刑は5年以下の懲役。起訴された場合は、実刑となる可能性が高い。
今回の新井容疑者の逮捕は一緒に仕事をしていた仲間たちにも影響しそうだ。今年公開予定の映画「台風家族」と「善悪の屑」にも出演。特に「台風家族」は元SMAP草彅剛主演の映画として注目されていた。
「台風家族」の宣伝会社「モボ・モガ」の担当者は日刊ゲンダイの取材に「事実関係を確認中でコメントをできる状況にありません」と困惑した様子だったが、すでに公開延期を発表している。
「善悪の屑」を配給する日活も「コメントできる状況にありません」と回答し、対応を協議中だ。もし2本とも“お蔵入り”になれば製作費が吹っ飛びかねない。
NHKの有料動画サービス「NHKオンデマンド」は、新井容疑者が出演した大河ドラマ「真田丸」など10番組の新規販売を、逮捕後に停止している。
新井容疑者はこのままでは、配給先や製作側、共演者の事務所などに億単位の補償を迫られるかもしれない。