5度目逮捕の田代まさし 気になる塩釜訪問と薬物の入手先
「客が部屋に注射器を忘れていった」
8月24日、宮城県塩釜市内のホテルの従業員から110番があり、駆け付けた宮城県警塩釜署の捜査員が部屋を調べたところ、注射器と覚醒剤が見つかった。
元タレントの田代まさし容疑者(63)がまた覚醒剤で逮捕された。覚醒剤やコカインがらみで逮捕されるのは、これで5回目。塩釜署が宿泊者名簿や防犯カメラなどから田代容疑者を割り出し、内偵調査を進めていた。そして今月6日、東京・杉並区の自宅マンションの敷地内にいるところを見つけ、所持品から覚醒剤が出てきたため、現行犯逮捕した。調べに対し、塩釜市のホテルの部屋に残された覚醒剤については「自分のものではない」と否認し、現行犯逮捕の際、所持していたものに関しては「後で話したい」と供述しているという。
「通報では『注射器』と言ったが、捜査に支障をきたすことから、『変なものを忘れていった』と発表したそうです。覚醒剤かどうかわからなかったため、警察で判断してもらうことになった」(宿泊施設関係者)
田代容疑者は8月23日、塩釜市内の飲食店のイベントに参加。深夜、ホテルにチェックインし、翌24日未明にはチェックアウト。滞在時間はわずか数時間で、その後、知人宅に行ったとみられている。田代容疑者はこれまでも知人に会うために、頻繁に塩釜を訪れていた。