エリカ様の代役に川口春奈 “低視聴率女王”汚名返上に好機
エリカ様の代役は川口春奈(24)――。来年1月から放送予定のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)役として出演予定だった沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、NHKは21日、代役に川口春奈の起用を発表した。ドラマはすでに十数話まで撮影済みだが、12月初旬から再撮影を行い、予定通り1月5日から放送を開始するという。
沢尻容疑者の代役を巡っては人選が難航。人気&実力派女優はすでにスケジュールが埋まっているためで、さまざまな女優の名前が浮上したが結果は川口だった。NHK側は起用理由について「確かな演技力があり、戦国武将の娘としての気高さと強さを表現していただける」とコメントしているが、川口は今回が初の大河出演にして初時代劇。なかなか引き受け手がいない“尻拭い”ゆえに、スケジュールが空いていた川口が消去法で選ばれたとしか思えない。
■“クリーン最優先”し性格重視に
「時代劇の所作ができて、乗馬ができることといった当初の条件はすべて飛んでしまって“クリーン最優先”。ハードな再撮影に耐えられる“性格重視”に落ち着いた感が否めません」(コラムニストの桧山珠美氏)