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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

女性を敵に回した渡部建の食リポは受入れられるのか? 東京でのテレビ復帰に執念を燃やすが…

公開日: 更新日:

 テレビ関係者も、「リスクを負ってまで起用はないだろう。単発で起用して様子をうかがうぐらいはあるかもしれない」という。引退した島田紳助、休業中の松本人志のように渡部に「戻ってきて欲しい」というファンの声は少ない。それでも地上波復帰を狙う渡部。人気・仕事・収入を考えれば、他の仕事に就く選択肢がなかったことは容易に想像がつく。

 俳優は映画や舞台、近年はNetflixもある。歌手はライブなどの営業がある。渡部もお笑いコンビとしての営業は可能だが、多忙な相方・児嶋一哉とのスケジュール調整もある。単独のトークショーも今の渡部に集客力があるかどうかは疑問がある。

 東京がダメなら地方も選択肢のひとつ。波田陽区のように福岡に居を構えてローカルで活躍するケースもあるが、東京に家族のいる渡部。単発での出演しかない。受け入れる地方局はどう見ているのか。

サンドウィッチマンなら呼ぶ価値はあるが、渡部では歓迎というほどではない。地方タレントはたくさんいるし、テレビ各局とも経費節減の現状のなか、交通費を出して呼ぶ価値は感じない」とシビアに捉えている。

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