腹痛で命の危機 堀ちえみさん救った“念のため”の胃カメラ

公開日: 更新日:

 退院の日、その若くて優秀な主治医に感謝を伝えると、「僕が治したんじゃないです。お母ちゃんは強い。子どもたちのために生きようとするその思いが、あなたを生かしたんですよ」と言われて、とても感動しました。つくづく「生きる気持ちを持ち続けること」が大切なんだと思いました。

 退院後、2カ月の通院を経て、医師からは「完治」という言葉をいただきました。でも、再発の可能性もあるとも言われたんです。

 それまで、ずっと子どもと仕事が最優先で、自分のことは全部後回し。何事にもギリギリまで我慢してしまう性分でしたが、病気をしてからは考え方が変わりました。お母さんが元気でいることが子どもたちにとって一番いい。だからこそ、母はちゃんと定期健診をして、自分の体を把握しておくべきなんだと。

■病気を経験して一層プラス思考に

 それからは、おかげさまでずっと再発もなく、健康に過ごしていたのですが、実は2年前、思わぬ病気になりました。右腰の痛みがひどくなり、動けないほどになってしまったのです。病院に行ったら「特発性大腿骨頭壊死症」と診断されました。いくつか病院を回っても、結局、手術しか痛みを取る方法はないとのことで、今、右脚には人工股関節が入っています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が