お酒を飲むならしっかり「ビタミンB1」を摂取したい
ビタミンB1は糖質の代謝でも重要な役割を担っていて、ビタミンB1が欠乏すると糖質がうまく代謝できず乳酸になってしまい、最悪の場合、乳酸アシドーシスという状態に陥って死に至るケースもあります。そのため、大量飲酒が原因で入院した場合、クスリとしてビタミンB1が注射で投与されます。
そこまでではないにしろ、お酒好きの人はビタミンB1をしっかり摂取したほうがよいでしょう。ビタミンB1を多く含む食品としては、豚肉やナッツ類、大豆などがあります。居酒屋やバーなどではおつまみとして枝豆やナッツ類がよく出てきますし、お酒とよく合いますよね。意識的なのかはわかりませんが、アルコールの代謝でビタミンB1が使われることをじつは体がわかっていて、自然とビタミンB1が含まれる食品をたくさん食べるようになっているのかもしれません。
ただ、ビタミンB1をしっかり摂取していればどれだけお酒を飲んでもよいというわけではありませんし、肝臓に負担がかかることには違いありません。体のことを考えるのであれば、お酒はほどほどにしておくに越したことはありません。私も気をつけようと思います。