【月山祐寿司】(大阪・千鳥橋)“親分肌”の現店主は創業300年近い超老舗で腕を磨いた
どれもツヤがあり、色鮮やかで軟らかい
「仕入れ先は組合が仕切る中央を捨て、そこを辞めた数軒の小さな魚屋に絞っている。どこもいい魚を持っとるよ。セリもないし、箱買いじゃないから安く買える。だからお客さんにもウマい魚を安く提供できるんや」
上にぎり1.5人前(15カン=3300円)を注文。北海道、気仙沼、瀬戸内、九州から届いたウニ、マグロ、コハダ、タイ、イカなどが皿の上で躍っている(産地とネタは日替わり)。どれもツヤがあり、色鮮やかで軟らかく、魚介本来の味がして本当にうまい。これで1カン当たり220円は抜群のコスパだ。
「この目で買った魚は絶対にウマい。悪いけど自信はある。自分で言うのも何だが、こんな汚い場所で本格的な寿司が出てくる店はないで」
親分はドンと胸を叩いた。
(住)大阪府大阪市此花区梅香3-33ー10
(℡)06-6460-7897
(営)11~14時、17~21時
無休