死んだはずの兄から電話がかかってきた! 患者を取り違えて生命維持装置を外した米の病院と訴訟に
「何か重大な過失が起きている!」と判断した兄妹は警察に通報。同州クラーク郡検視官はデイビッドさんの遺体を回収し、指紋を調べた結果、彼がマイケルさんではないことを確認。デイビッドさんの息子であるショーンさんに死亡通知が行われた。
しかし誤認に関する事実は、病院、検視官事務所、葬儀会社のいずれからも一切知らされなかった。
その後、2024年2月、地元テレビ局KGWが独自取材でこのひどい患者の誤認を報道。それでショーンさんは初めて事実を知ったという。衝撃を受けたショーンさんは「こんなひどい対応をしたことに言葉もない」と病院側を批判。
ショーンさん、誤認されて一度は死亡扱いされたマイケルさん、妹のデビーさんは昨年12月3日、病院を相手取り、過失と深刻な精神的苦痛を理由に訴訟を起こした。また、検視官事務所、葬儀会社などに対しても別の訴訟を起こした。
この訴訟は米誌ピープル(1月15日付電子版)で詳しく報じたため、改めて注目が集まっている。
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