「再生不良性貧血」の米8歳少女を救った! 骨髄ドナーと初対面で涙、涙の抱擁に全米感動
米アラバマ州の8歳の女の子が、自分の命を救ってくれた骨髄ドナーの女性と初対面。2人が涙を流して抱き合う瞬間がテレビなどで報じられ、全米の感動を呼んでいる。
同州ムーディーに住むソフィー・クロマーちゃんは2022年9月、6歳の時に「再生不良性貧血」と診断された。体が十分な血液細胞を生成しなくなり、感染症や制御不能な出血が起きやすくなる、まれな骨髄疾患だ。
唯一の治療法は骨髄移植。ドナーを探したところ、メイシー・フセリエさんという女性と適合することが分かった。
メイシーさんはその3年前にドナー登録。移植手術に同意するかどうかの通知を受けたとき、登録したこと自体を忘れていたという。少し迷って父親に相談したところ、「神に祈って考えなさい」とアドバイスされ、その結果、手術に同意した。
2023年1月、移植手術が行われ、無事に成功。ソフィーちゃんは完全に健康になり、今年の9月4日、同州バーミンガムにあるアラバマ小児病院で2人は初めて対面した。